薔薇の香りに包まれながら 熱い思いが詰まったケーキを食べて 至福の時を過ごしましょう   That’s great!

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ホームスティ~自然の中で

“ごめんね
 お迎えに来るのが
 一番最後になってしまって”


早朝から仕事の段取りをして早い目に切り上げ
車をビュンビュン飛ばして
迎えに行ったけれど
予定の時間より少しだけ遅れてしまった

“お世話になりまぁす
 どんなヒトかなってドキドキしたけれど
 あの市役所のヒトがシフォン食べさせてもらえるかもって
 言ってくれたからワクワクしながら待ってました
 ねっ!”

AちゃんはMちゃんとTちゃんにそう言いながらペコリとお辞儀をした

MちゃんとTちゃんもニッと笑って同じようにペコリ

私は三人の家庭環境を事前に聞かされていなかった
こんなカワイイ顔してはじけるような笑顔でペコリと頭下げてくれたんだから
どんな状況の子供たちであっても
そんなことはどうでも良かった

一番最初に連れて行きたかったのは自然イッパイのところ
DSCF2533_(2)_convert_20091004105325.jpg

その奥に親戚のおじさんが管理する胡桃園がある
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ほら
空気がとってもおいしいでしょ
森の香りがするでしょ
木の間から真っ青な空が見えるでしょ

三人娘はなぜか初めてのわたしに
ピタッとくっついて
空を見上げた
そのちっちゃな肩をぎゅっと抱きながら言った

DSCF2528_(2)_convert_20091004105403.jpg

“胡桃を採って皮をきれいに洗って
 殻のまま皆のおうちへお土産に持って帰ろうね
それからサツマイモを掘ってみようか
天ぷらにしたらおいしいよぉ
ピーマンもあるからお肉イッパイつめて焼き焼きしよっ”


みんな口をあけてびっくりするような顔して
私の言葉に吸い込まれそうに頷いていた

“あっ、シフォンもロールケーキもイッパイ食べようね”

Aちゃんが言った

“すげっ”
MちゃんもTちゃんも顔見合わせて大きく頷いた

わたしは
何にも聞かなかった
でも
ポツリポツリと話してくれる

“あたしの朝ごはんはコンビニの菓子パン一個”

“あたしが塾から帰宅するとおかーさん寝てるの
 だから
 晩御飯はごはんにフリカケかけて食べるよ”

“あたしのおかーさんはお料理が得意じゃないの”



“ねぇ・・・みんなのおかーさんはお仕事に忙しいんだと思うよ
 ねっ・・・シフォンケーキも焼こうか
 そのシフォンを持って帰っておかーさんに食べさせてあげて
 でも 
 私は少しだけお手伝いするだけ
 自分たちで焼くのよ
 それをおかーさんに食べさせてあげるのよ
 わかった?”


部活動で日に焼けた顔から真っ白い歯を見せて
元気な声が返ってきた
“ハイ”
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コメント
わ~。
なんだか、すごいホームステイなんですね。
むーんさんって、本当に不思議な方ですね。
ホームステイの受け入れまでできてしまうなんて・・・。

私も、かつて高校生の時に、東京都の交換留学で、オーストラリアに行きました。
そして、オーストラリア人の彼女も私の家にホームステイに来ました。

今思えば、とっても貴重な経験でしたが、巻き込まれた両親や兄弟たちは、びっくり仰天だったと思います。
2009/10/06(火) 18:10 | URL | みゆすけ #-[ 編集]
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